お葬式の知識お葬式の知識

よくある質問

Q.香典袋の表下記はどのようにしたらいいでしょうか?
香典袋の表書きは宗教・宗派のよって変わってきます。

  • 仏式の場合は『御霊前』しかし浄土真宗の場合は『御仏前』となります。
  • 神式の場合は『御玉串料』あるいは『御神前』『御榊料』となります。
  • キリスト教の場合は『御花料』あるいは『献花料』となります。

ご喪家の宗派が分かっていれば上記のように対応するといいでしょう。
しかし分からない場合がほとんどだと思いますので、そのような場合は『御霊前』としておいても問題ありません。
四十九日後は『御仏前』となります。

Q.遠方なので通夜・葬儀には出席できません。香典を送るにはどうしたらいいでしょうか?
香典を送る方法としては現金書留で郵送する方法があります。この場合は、まず現金を香典袋に入れてから現金書留の封筒に入れます。その際に出席できない理由と、故人を偲ぶ手紙を添えると心がこもるでしょう。
Q.新盆はどのような事を行うのですか?
お盆は祖先の霊をまつる仏事ですが、人が亡くなってから初めて迎えるお盆を「初盆」とか「新盆」といい、特に丁重に営みます。仏前の前に果物、菓子などを供えて供養します。
そして仏壇の近くや軒先に盆提灯を飾ります。新盆に限って白い提灯を使用します。提灯は親戚や友人から贈られることがほとんどです。
お盆の行事は、宗派や地域によって習慣やしきたりが異なりますので、当社かお寺にご相談されると良いでしょう。
Q.白木位牌はいつまで置いておくのですか?
白木のお位牌はお葬儀の時の儀式用の位牌です。忌明けの四十九日までにお仏壇にお祀りする本位牌を準備して、お寺様にお勤めをして頂きます。
Q.白木位牌は、塗りの本位牌ができたあとはどういうふうにすればよいでしょうか?
本位牌(黒塗り・唐木)を御用意なさった後の白木位牌はお寺様に納めるということが一般的です。
一般的に忌明け法要(四十九日)前までに白木位牌から本位牌へ魂の入れ変えを行います。魂を抜いた白木位牌は、そのままお寺に納めるかたちが一般的でしょう。
Q.家族葬って何?
家族葬という言葉を最近、耳にされることがあるかと思います。
メディア等でもよく使われはじめております。ところが、「家族葬」という言葉は、明確な定義があるわけではありません。
一般的には、会社関係やご近所の方などには広くは知らせずに、ご家族やご親族、親しい方のみで葬儀をされることを広く「家族葬」と呼ぶ場合が多いようです。そのため、難しく考えることなく、葬儀の流れ自体は、一般的な葬儀と大きく変わらないとお考えになられ、親しい方を中心にお見送りされるご葬儀とお考えください。
場所についても「どこでしなければならないの?」と、ご心配をされる方が多くいらっしゃいますが、一般的なご葬儀と大きくは変わりません。ご自宅や、葬祭会館など、規模や交通の便を考慮したうえで、ご希望の場所で行うことがよろしいかと思います。
少人数でのお見送りですので、ご自宅が可能ならば最適なのですが、御遺体の搬送や出棺の際に、どうしてもご近所に知られてしまうことになります。逆に、ご近所に知らせない場合は、車輌の駐車などで、ご迷惑を掛けてしまうことにもなります。そのため、どうしても家族だけ見送りたいとご希望が強い方は、ご自宅以外の場所をお選びになられる方が多いようです。

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