想いに寄り添いながら整えたお別れのかたち
今回お手伝いさせていただいたのは、S家様のご葬儀でした。ご家族はお別れの方法について深く悩まれていました。ご家族の心情に寄り添いながら、温かなお別れの準備を大切に進めてまいりました。
控室で紡がれた、静かな祈りの時間
控室では、ご家族が折り鶴を折りながら故人様を想う時間を過ごされていました。そのお気持ちを受け止め、棺の中へ折り鶴をお納めするご提案を行いました。また、限られた中ではありましたが、祭壇のお花を少量お入れすることで、最後のお別れに花を添えることができました。ご家族からは「最後にお花を入れられてよかった」とのお言葉をいただきました。
想いの深さを感じた、静かな朝のひととき
ご家族の中には会館にご宿泊される方もおり、翌朝の控室では多くの線香が手向けられていました。その光景から、言葉にせずとも故人様への深い想いが伝わってくる時間となりました。私たちもそのお気持ちを大切に受け止めながら、静かにお見送りの準備を整えました。
事前相談から当日まで、寄り添い続けた関わり
今回の施行は、事前相談から式当日まで継続して関わる機会となりました。ご家族構成や関係性を踏まえながら、一つひとつの場面でどのような声掛けや配慮が必要かを考え、安心してお任せいただけるよう努めました。お帰りの際には、感謝の言葉をかけていただき、私たちにとっても心に残る施行となりました。
最後に ― 心情を察し、そっと支えるお手伝いとして
S家様のお見送りは、ご家族の想いが静かに重なり合う、温かな時間となりました。これからも私たちは、一つひとつの心情に丁寧に寄り添い、そのご家族にとって最善のお別れのかたちを支えてまいります。
